私は、大人が好きだ。

私は、大人の話を聞くのが大好きで、
「あなたはどんな経験を重ねると、こんな素敵な人になってしまうの?」
という、好奇心をよく持ちます。

彼らの経験を聞くことは、とっても有意義です。
なぜなら、『自分のレシピ集』に挿入できるからです。

ちなみに、「レシピ」というのは、
・何を思って、行動し、どういう結果になったのか
という、一連の出来事の要約だと、意味づけしています。

要は、「成功体験」というものでしょうか。
結果が良くても悪くても、成功体験です。
「考えて、行動し、結果を出す」ということは、全てにおいて、「成功経験」と意味づけしています。
なぜなら、失敗得た経験って、有難い経験だと思っているからです。

そんな先輩たちのレシピは、3つの局面において、活躍しています。

1.人生ヒントレシピ

私は、ちっちゃな経験しかないので、他人の経験を聞くと、人生観が広がります。
「世の中に、こんな人がいるのか!こんな人になりたいぜ!」
「おぉ、こんなことができるんだ!可能性は無限大だな!」

それはそれは、どんなことでも、私にとってはエキサイティングな話なのです。
1つ1つが、レシピになるのです。疑似体験ですよね。

彼らの、挑戦的で雄大な経験を、教科書として残しておくのです。
夢や可能性をぐいーーんと広げることができるのです。

自分の生き方に
・目標設定のレベルを引き上げ、夢や希望や可能性の幅を広げる
・世の中にはいろんな人がいる、井の中の蛙になってる暇はない
という、考え方を与えてくれます。

2、困った時の、お手本レシピ

困った時、思考停止してしまうのですが、そういう時は、
「あの人だったら、どう動くだろう?」と、考えます。

レシピを振り返って、彼らの行動をヒントに、自らの行動を作ろうとします。

「あの人だったら、どう動くだろう?」と考えると、
「あの人」の「経験」を振り返ると、不思議に見えない天井がなくなるのです。

見えない天井とは、「自ら無意識に設定した、制限や枠組み」のことなのですが、
それが、ふっとなくなり、考えの幅がぐいーんと広がるのです。

困った時、
・発想のヒント
・視野を広げる契機
になるので、非常に助かっています。

3、自信をもらう、答え合わせレシピ
私は、基本的に自分に自信がありません。
何をしていても、不安がつきまとっています。

何かをした後に、
「本当にこれで良かったのかなぁ」と、内省することがよくあります。

そういう時に、彼らのレシピを振り返ります。
不思議と、同じような困難な局面に対峙している時のレシピが出てくるのです。
なくても、自分の現状とレシピを置換してみると、互換性の高いものが出てきます。

その時に、彼らのレシピと似た行動をしていたならば、
私は、その行動について「OK」のスタンプを押します。
「OK」とは、「良かった」「悪かった」という意味ではなく、「それでいいんだ!」
という意味づけをしています。

先輩達と同じような答えを出したなら、「それは、それでいいんだ!」
と思うのです。

本当は、正解、不正解、なんて、ないのかもしれませんが、
一つ一つ振り返って、納得感を出すことで、私は、「不安」に対して、結論(成績表)を出して、自分のレシピを完了させています。

何かの行動に対して、
・「OK」=「それはそれでいいんだよ!」という、自分への自信付け
・1つの経験と完了させる儀式
にしています。

さらに言うと、『3、自信をもらう、答え合わせレシピ』をすると、
不思議なことに、自分の行動が、1枚のレシピとなって、巷で流行っている「成功体験」のフォルダに入っているのです。

先輩たちのレシピの最後のページに、自分が書いたレシピが入るのは、とてもうれしいことです。

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「私はこんび太郎だ」

日本昔話で、「こんび太郎」という話があります。

おじいさんと、おばあさんの剥がれ落ちるこんび(垢。あか)をまとめあげたら、
人になって、動き出したから「こんび太郎」と名付けたよ!
とか言う、出だしのおとぎ話です。
きったない話です。

しかし、私は、自分が「こんび太郎」じゃないかと思っています。

今まで出会った、たくさんの人たちの垢(レシピ)を基に、今の自分が出来上がっていると思っています。

自分ひとりでは、何もできないし、
壁にぶち当たった時、その壁を壊せるように、導いてくれたのはレシピでした。

楽しい経験、辛かった事件も、はやり、誰かがそこに居て、誰かのレシピを見ていました。

人の人生を参考し(困った時のお手本レシピ)、自らの経験に起こし(自信をもらう、答え合わせレシピ)、成長させていただいていると思っています。

だから、私は、自らを「こんび太郎」だと思うのです。

ほら、「真似て学ぶ=まねぶ」とか、「オリジナルは、他人から作る」とか言うでしょ!
もともと、私だって、最初は、お父さんとお母さんの良いところから出来たものだし。
自分ひとりから出来たものって、そんなにないんじゃないかな。

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人生の充実度は、「レシピの分厚さ」だと、ちょっと思ってる。

私は、人生の中で「人と出会うこと、ともに経験すること」を、わりと重視しています。
それが、楽しいからです。

すると、
・人と出会い、レシピを抽出する
・何かを経験し、レシピに起こす
という、作業がどんどん増えていきます。

すると、瞬く間にレシピが増えていきます。

出会った人がフォルダになり、その人の人生が私のレシピとなり、その人との経験もレシピとなる。

1つ1つが大事なレシピなので、しっかりファイリングしたいですね。
持ち切れないくらい分厚くして棺桶の中に入りたいですよね。

えっと、何の話だっけ。
そうそう、だから、私は大人の話を聞くのが好きなのです。

いつか、私も大人になると思うのですが、
その時に、自分の後輩や子どもたちに、いろんなレシピをプレゼント出来たらいいなぁと思っています。

頂いた良いレシピたちは、自分ひとりで持っておくのはもったいない。
たくさんの人たちと共有した方がいい気がしています。
伝統を受けて、継ぐという感じです。

ちなみに、最近の良い傾向として、
重ね上げてきたレシピ(いろんな人たちの経験を基に、自分で重ねてきた経験)
が、オリジナルのレシピとして出来上がることがあります。

まさに、こんび太郎が出来上がったという瞬間なのです。
あぁ、このままぶくぶく太り続けたい。

ということで、これからもレシピ集を増やし続けたいと思います。